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介護保険制度について
2022/05/10
介護保険制度の仕組みは少し複雑で、よくわからないという方もいるのではないでしょうか。
とは言え、介護保険は40歳以上の健康保険加入者に加入が義務付けられています。
そのため、よくわからないまま何となく加入して保険料を支払っているという方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、介護保険制度について解説していきます。
▼介護保険制度とは
介護保険は、介護が必要な方ができるだけ少ない負担で介護サービスを受けるために、介護費用の一部を給付する保険制度です。
介護保険制度は、
「介護保険の利用者の自立支援を目指す」
「利用者本位のサービス利用ができる」
「給付と負担の関係が明確である『社会保険方式』」を採用している」
という3つの特徴があります。
▼介護保険の費用負担割合
介護保険の費用はどのようにまかなわれているのか疑問に思っている方もいると思います。
介護保険制度は、被保険者が納めている保険料によって全体の50%がまかなわれており、残りの50%は税金によって支えられています。
税金のうち、25%が国、12.5%が都道府県、12.5%が市町村という内訳になっています。
介護サービスを利用する際は100%自己負担するのではなく、1~3割が自己負担、残りの7~9割が保険料や税金によってまかなわれているということです。
▼まとめ
介護保険制度についてよく知らないという方も多いと思いますが、将来介護保険サービスを利用する際に必要な知識なので、今のうちに把握しておきましょう。
当事務所では訪問看護サービスを提供しているので、もし看護サービスの利用をお考えであれば気軽にお問い合わせください。