BLOG

精神障害の等級について

2022/01/20

精神障害と診断されると、症状の度合いによって等級が割り当てられます。
今回は、精神障害の等級にはどのようなものがあるのかを解説します。

▼精神障害の等級とは

精神障害と診断されると、障害者手帳の交付を受けることができます。

障害者手帳を持っていると、障害年金を受け取ることができる他、さまざまな公的サポートを受けることができます。
どのようなサポートが受けられるかは精神障害の度合いによって指定される「等級」によって決まりますので、障害者手帳を受け取る時には等級をしっかり確認しておきましょう。


■精神障害の等級は1~3級

精神障害の等級は1級~3級に分かれています。
それぞれの判断基準は以下のとおりです。

・1級
日常生活を送る際に他者のサポートが常に必要。
食事や入浴などの行動も一人で行うことができない。

・2級
他者のサポートが時々必要になる。
一人で出歩くことはできるが、小さなストレスがかかると対処が難しくなる。

・3級
大きなストレスがかかると一人での行動が難しくなる。
疾患への配慮があれば、一般企業でも働くことができる。

 


■等級の判断をするのは誰?

精神障害の等級は、各自治体が設置している精神保健福祉センターの職員によって行われます。
もし判定を受けた等級に納得ができない場合は、不服の申し立てもできますのでご安心ください。

 


▼まとめ

どの等級の判断を受けた場合でも、それ相応の公的サポートがあります。
株式会社ヒノキでは訪問看護を行っています。他の機関でも色々な自立支援が用意されています。
困った時にこそ周囲のサポートを受けて、快適な生活を維持してくださいね。