精神障害と精神疾患の違いとは?
精神的な不具合を表す言葉として「精神障害」と「精神疾患」の二通りが使われますよね。
この二つには一体どのような違いがあるのでしょうか。
▼「精神障害」と「精神疾患」の違い
実は精神障害と精神疾患は、明確に違いが定義されているわけではありません。
むしろ、ほぼ同じものだとする意見もあります。
明確に区別できない以上、あまり「違い」について考える必要はないと言えるでしょう。
精神的な面で生活に支障があるならば、早めに対処することをおすすめします。
■精神障害(精神疾患)の原因
精神障害(精神疾患)を発症する原因としては、以下のようなものがあるといわれています。
・外因性精神疾患
・心因性精神疾患
・内因性精神疾患
「外因性精神疾患」とは、ケガや薬物などが原因で脳に不具合が起きる状態を表します。
それに対して、メンタル面のストレスが原因で起きる精神障害が「心因性精神疾患」です。
「内因性精神疾患」は、原因が定まらない症状を表します。
気分障害やうつ病などの診断名がつくことが多く、精神科医によっては内因性精神障害のみを精神障害と呼ぶべきという意見もあります。
■精神障害(精神疾患)に分類される疾患
精神障害(疾患)は、以下のようなものがあります。
・統合失調症
・うつ病
・双極性障害
・発達障害
・認知症
生活に支障が出るおそれがある場合は、早めに医師の診断を受け、公的な支援を受けることをおすすめします。
▼まとめ
精神障害や精神疾患によって日常生活が難しくなってしまった方には、公的なものや施設によるサポートなど、色々な支援があります。
株式会社ヒノキでも精神科訪問看護を行っていますので、必要な時にはぜひご相談ください。