高齢者のうつ病について
気持ちが落ち込んで心に元気がない病気をうつ病と言います。
高齢者は環境の変化や加齢に伴って衰え、色々な病気になることも増えてうつ病になりやすいとされています。
今回は、高齢者のうつ病についてご紹介していきたいと思います。
▼うつ病について
■主な症状
・普段楽しんでいることに興味がなくなってしまう
・何もする気になれず、理由もないのに疲労感を感じてしまう
・食欲がなくなってしまい痩せてしまう
・落ち着きがなくなってしまう
・普段以上に心配してしまう
・人に会いたがらなくなってしまう
・イライラし短気になってしまう
・寝つきも悪くなりよく眠れなくなってしまう
・自分に自信がなくなり、他人に迷惑をかけていると感じてしまう
・物事に集中することができなくなってしまう
・ネガティブになったり、物事を大げさにとらえてしまうこともある
・うつ病が重いと自殺を考えてしまう
■高齢者特有の症状
若い人のうつ病とは違う高齢者特有の症状もあります。
・頭痛、胃痛、息苦しさ、しびれ、めまいなどの体の不調
・妄想、不安、緊張など(不安や緊張が強まって自殺につながってしまう場合もありますので注意しましょう)
▼高齢者で気を付けること
・甲状腺疾患、心臓疾患、関節炎の症状は、うつ病の症状と似ているので注意しましょう。
・うつ病や心配なことがあると記憶力に影響して混乱し、認知症ではないのかと心配になったりします。
・病気が長期になると、気分が落ち込んで体調が良くないことをいつもより心配するようになります。
・理由もないのに孤独感を感じるようになります。
広島で訪問看護を行う訪問看護ステーションヒノキでは、ご本人のかかりつけ医師やケアマネージャーとも連携して、病気や障害の状態に合わせた適切なサービスを提供いたします。