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訪問看護ステーションは精神障害があっても利用できる
2021/07/20
訪問看護ステーションとは、看護師が療養を必要とする人の自宅や老人ホームなどの施設を訪問し、サービスを行う事業所のことです。
この訪問看護ステーションは、認知症や精神障害をお持ちの方でも利用することができます。
認知症や精神障害をお持ちの方への訪問看護ステーションのケア内容をまとめてみました。
▼精神訪問看護ステーションのケア
①日常生活の維持や成果技能の獲得・拡大
食生活や活動、整容、安全確保などのモニタリングや技能向上のためのケア
②対人関係の維持や構築
コミュニケーション能力の維持向上の援助
③身体症状の発症や進行を予防
身体症状や生活習慣に関する助言や指導、自己管理能力を高める
④精神症状の悪化や増悪を予防
症状の安定と改善のためのケア
⑤家族関係の調整
家族との関係性に関する援助
⑥対象者のエンパワーメント
自己効力を高める、コントロール感を高める
⑦社会資源の活用
社会資源に関する情報提供や援助
⑧ケアの連携
施設内外との連携
精神科訪問看護では、精神科看護ならではの心の状態のチェックやケアを行うことができます。
心のケアを必要として、訪問看護ステーションを利用する人は、より的確な看護を受けることが可能です。
自宅で生活を行う上で支援が必要な人、また外出が困難な人も対象者として利用が可能です。
医療機関によって、精神科訪問看護のサービスを利用できるかどうか変わってくるので、まずは対応している医療機関や病院に問い合わせてみましょう。