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ADLを維持する生活とは

2021/03/10

年齢を重ねても自立した生活を送りたいですよね。

そこで重要になってくるのが【ADLの維持】なんです。

この記事では、ADLについて分かりやすく説明していきます。

 

▼ADLとは

ADLはActivities of Daily Livingのことで、日常生活動作という意味があります。

日常生活動作とは、人間が生活を過ごすために必要な最低限の動作を指します。

項目を説明していきますね。

 

■起居動作

もっとも基本的な動きになる起居動作は「寝返り」「立ち上がる」「座位の保持」など、基本的な動きになります。

健康な方にはあたりまえに見える動作ですが、例えば寝たきりの方には難しい項目になります。

 

■移乗

例えば、「車いすから椅子への移動」「椅子への移動」「便座への移動」などを指します。

 

■移動

移動は歩行のレベルのことを指します。

寝たきりの方は移動が難しいですよね。

他にも歩行器を用いる事が歩行が可能、杖、車いすなど個々で異なります。

また、平地なら自立するが、坂道や階段なら困難などそのレベルも多様です。

 

■食事

食事は自立しているのか、どの位のサポートで食事を行うことができるのかという項目になります。

また、食事の形態も歯の状態や機能低下によりきざみ食やミキサー食など選択肢が多いです。

 

その他にも ・更衣 ・排泄 ・入浴 ・整容 上述の項目がADLの内容になります。

 

▼ADLの維持のために

ADLを維持するためには、自分が今どの状況なのか理解する必要があります。

そのための評価法(Barthel IndexやKatz Indexなど)も存在します。

自分のADLのレベルを家族やサポートしてくる看護師やヘルパーと共有することで、生活を行う上での注意点や改善点が発見できるはずです。