訪問看護の生活ケアとは?
馴染みの少ない訪問看護ですが、大切な家族が病気になった時や高齢になったとき大きな助けになります。
今回は訪問看護のできる生活ケアについてお話します。
▼生活ケアとは
自宅で療養している方の元に看護師が伺い、生活のケアを行うことを指します。
看護師が訪問するには、医師による指示が必要になります。
つまり家で受けることのできる医療なのです。
看護師ができる内容は以下の3つです。
①医療処置
②生活ケア
③療養生活の指導
▼生活ケアの内容
生活する中で人は食事・排泄・入浴など日々活動を伴います。
・食事
普段どのような食事をどのようなサポートのもと行っているのか確認します。
また、嚥下機能については特に細かくチェックしていきます。
嚥下がうまくできているか、噛むことはできているか、むせていないか、飲みこみにくい食べ物はあるのかなど細かい項目のもと指導を行っています。
食事を提供する家族に対しての正しいサポートの方法を指導します。
調理方法や食器やいすの高さ 姿勢といった食事を行う環境にも指示を行います。
・排泄
自宅で長い時間を過ごす高齢者の多くに便秘の症状があります。
そのため、本人も家族も不安を感じている生活項目に「排泄」があります。
筋力の衰え・移動・排泄頻度・排泄物の状態・清潔の維持といった項目でチェックし指示することができます。
その他にも以下のものがあげられます。
・移動
・服薬管理
・移乗
・清潔
・入浴
家族であっても自己流では限界があり、家族にも大きな負担となります。
よりよい生活のためにも相談してみてはいかがでしょう。
訪問看護ステーション ヒノキでは、 利用者様とそのご家族は私たちの大切な友だと思いお仕事をさせていただいております。
訪問看護が必要な際には、お気軽にお声がけ下さい。