セカンドオピニオンを考える日
2月14日と言えば、すぐに思いつくのはバレンタインデーですよね。
我が子には男女にかかわらずバレンタインデーにチョコを送るヒノキ・ブルーです。
2月14日には、バレンタインデーのほかにも様々な記念日が制定されているのですが、その1つにセカンドオピニオンを考える日が制定されているようです。
様々な新しい健康インフラサービスを提供する会社が制定したようで、
「2番目(2)の医師(14)」と読む語呂合わせと、大切な人を思いやる(考える)日の「バレンタインデー」からこの日になったようです。
目的としては、自身や家族のもしもの時に備えて、「セカンドオピニオン」について正しく理解してもらうことで、制定されたのは2019年(令和元年)と比較的新しい記念日のようです。
この会社では、記念日の活動の一環として「セカンドオピニオン川柳」のコンテストを実施し、セカンドオピニオンを他人事ではないという意識を常日頃から持ち、理解を深め、考えてもらう機会を提供しているようです。
セカンドオピニオン(second opinion)とは、診療を受けている主治医とは別の医師に意見を求める行為、またはその意見とのこと。「第二の診断」「第二の意見」「第二医の所見」などと訳されることもあるそうです。
私も少し勘違いしていましたが、セカンドオピニオンは、担当医を替えたり、転院したり、治療を受けたりすることではないようです。まず、ほかの医師に意見を聞くことがセカンドオピニオンのようです。
担当医から説明された診断や治療方針について、納得のいかないことや、「別の治療法はないのか」と思う場合もなどもあるかもしれません。そんな場合にセカンドオピニオンを受けることで、担当医の意見を別の角度からも検討することができたり、同じ診断や治療方針が説明された場合でも、病気に対する理解が深まったりするようです。
さて、セカンドオピニオンを受ける医師や病院はどのように探せばよいのでしょうか?
近年、がん医療を行っている病院では「セカンドオピニオン外来」を設置しているところが増えてきているそうなので、問い合わせたら良いようです。
セカンドオピニオンを受ける場所を迷う場合には、がん診療連携拠点病院の「がん相談支援センター」に問い合わせると色々と情報を教えてくれるそうです。
セカンドオピニオンを受けた結果、セカンドオピニオン先の病院で治療を受けることになった場合には、あらためてこれまでの治療内容や経過などを紹介状などで引き継ぐのが一般的だそうです。
しかし、治療後の経過などは紹介元の病院が行う場合もある為、紹介元の担当医は患者の治療を支援する、身近な医療者の1人であることに変わりはないもよう。
セカンドオピニオンは自分らしく納得できる選択をするために大変有用な仕組みとなっているようです。