クル病とは?🦎
最近、庭で捕まえたカナヘビを飼い始めたヒノキ・ブルーです。
子供たちの同級生がカナヘビやトカゲを飼っていることを聞いて、我が家でも捕まえて飼いたいと言うようになった為、庭や近くの空き地で探していたところ、たまたま庭で日向ぼっこをしているカナヘビを捕まえることができました。
飼っている子たちから、ダンゴムシを食べると聞いていたものの、捕まえたカナヘビが小さめの子だった為か、まったく食べないようでした。
そこで、飼い方を詳しく調べ、個体差はあるのでしょうが、ダンゴムシは硬いからあまり食べないことが分かりました。
餌とともに、飼育するうえで気を付けることなどを調べていると、日光浴が必要との情報がありました。
カナヘビに限らず、トカゲ類の爬虫類は日光浴によって体温調整を行うだけでなく、紫外線を吸収することによりビタミンDを生成させる必要があるようです。
なぜ、ビタミンDが必要なのでしょうか?
実は人間もですが、紫外線を浴びることにより、体内でビタミンDが生成されます。
ビタミンDは、骨の成長に必要なカルシウムを体内に取り込みやすくしたり、骨の健康を保ったりする働きがあるそうです。
ビタミンDが不足すると、カナヘビなどの爬虫類では、クル病という骨代謝不全骨の代謝系に異常が出て歩けなくなったり、餌が食べられなくなったりする病気になってしまいます。
また、人も同様にビタミンDの不足により、赤ちゃんの場合はクル病になり、足の骨がO脚やX脚に変形したり、歩行障害、低身長・成長障害などが生じたりするそうです。
成長が止まった大人などは、骨軟化症と呼ばれる病気になり、骨の痛み、筋力低下、骨折・偽骨折などの症状がみられるそうです。
では、ビタミンDの取得方法は、日光に当たるしかないのか?
もちろん、食物からのビタミンDの経口摂取も可能となっています。
爬虫類の場合もサプリメントがあるそうですし、人間の場合もしらすなどの魚類や干し椎茸などのキノコ類に多く含まれている為、食事と共に摂取することが可能です。
しかし、赤ちゃんは口から摂取しにくいので、日光浴によってビタミンDの生成を促した方が良いと聞き、我が子が赤ちゃんの時に、病院の先生に日光浴の時間等を聞いてみましたが、そこまで神経質に日光浴を意識しなくても、大丈夫と言われました。
カーテンも閉めきった部屋にずっと籠ったりしなければ。
日光浴でビタミンDを生成させるには、日焼け止めを塗っていてはいけないそうですが、近年、照射される紫外線量も増えてきていることから、日光を過度に浴びすぎることも良くないので、適度な日光浴を心がける必要がありそうです。
ただ、時間的にはそんなに長く日光に当たる必要はなく、手のひらを1日10~20分太陽に向けるだけで、オッケーなようです。
このように、人間もカナヘビなどの爬虫類も適度な日光浴は必要そうです。
紫外線や、熱中症に気を付けつつ、日光浴をみんなで楽しみながら病気にならないように気を付けましょう(^^)/
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