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ナメクジ嫌いです(:_;)

2020/07/09

梅雨の季節になりました。
雨が降り、ジメジメしてくると玄関先にナメクジが大量に。。。
そして、雨の日に傘をさしたら、ぼとっとナメクジが落ちてきたヒノキ・ブルーです(;゚Д゚)

 

子供の頃は気軽に触っていたカタツムリやナメクジには、寄生虫がいる可能性があるのをご存じですか?

 

寄生虫の1つに広東住血線虫(カントンジュウケツセンチュウ)があります。
この寄生虫は、世界中に広く分布しており、主として、感染ネズミが積み荷などと
ともに船舶によって運ばれることにより、分布が拡大するそうです。
特に症例の多い地域は台湾、タイ、ポナペ、ニューカレドニア、タヒチなどだそうです。
日本にはもともといなかったようですが、現在では、沖縄をはじめ本州や北海道でも捕獲されたドブネズミやクマネズミに自然感染がみられているようです。

 

広東住血線虫の成虫は、ドブネズミやクマネズミなどの肺の血管内に寄生している体長22~23mmの線虫です。ネズミの体内で産み落とされた虫卵は、孵化し幼虫になり、糞として体外に出されるそうです。

この糞などを中間宿主となりえるカタツムリナメクジが食べたりすることにより体内に取り込まれ、感染幼虫に発育します。
終宿主であるネズミがこの感染幼虫を持つ中間宿主を食べると、肺動脈内で成虫になります。


人がこの感染幼虫を持つ中間宿主を食べるなどして、感染幼虫が体内に入ると幼虫自身は成虫になることなくいずれ死滅します。しかし、生きている間に幼虫は脳や脊髄の血管や髄液の中に寄生し、髄膜脳炎の症状を起こします。
感染した幼虫の数にもよるそうですが、アメリカ、オーストラリアでは、感染による死亡例が報告されておでり、日本でも沖縄県で死亡例が報告されています。

中間宿主として最も重要なのはアフリカマイマイ(東南アジアや沖縄、小笠原、奄美大島等に生息する大型のカタツムリ)で、その他数種のマイマイナメクジが中間宿主になります。

また、アジアヒキガエルなどのカエルや淡水産のエビ、リンゴガイ(ジャンボタニシ)なども感染源になります。

 

広東住血線虫に感染しない為には、とにかくカタツムリやナメクジ、タニシ、カエルなどをで食べない事です。

火を通せば安全らしいですが、東南アジアなど、この病気が多い地域ではこれらのものを口にしないほうが安全でしょう。
というより、日本でも私は火を通しても食べたくないです(-_-;)


感染幼虫になるとナメクジの身体の周りのヌメヌメや、通った後のヌメヌメ(粘着物)にも存在していることがあるそうです。
また、一説にはナメクジなどの中間宿主の体内から出て、水の中に入った場合、8日間も水中で生存できると言われています。


その為、朝露に濡れている野菜にもナメクジが這った後だった場合は、感染幼虫が付着している可能性があります。

ナメクジがよくつくキャベツやレタスなどの野菜を生で食べる場合は、必ず水洗いをしっかりしたほうが良いでしょう。ため水ではなく、流水でしっかり洗い流すほうがよいようです。

 

この病気に限らず、食中毒等が発生しやすい季節になっていますので、予防のために、調理台やまな板、包丁など直に接触するものを清潔に保ち、おいしく食事をしたいものですね(^^)/

 

ちなみに、海外旅行に行く際は、ハワイでも観光客でサラダを食べることにより感染が広がっていたこともありますので、海外に行っての生野菜の食事、むやみに知らない生き物を触らない、しっかりとした手洗いなどに気をつけましょう。

 

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