ジビエ料理とは?
ジビエ料理をあまり食べたことがないヒノキ・ブルーです。
「ジビエ」とは、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)でヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化のようです。
フランス料理界では古くから高級食材として重宝され、高貴で特別な料理として愛され続けてきたようです。
そこでは、動物の尊い生命を奪う代わりに肉から内臓、骨、血液に至るまで、全ての部位を余すことなく料理に使い、生命に感謝を捧げようという精神が流れているそうです。
日本で有名なジビエといえば、シカ、イノシシが多いようですが、狩猟の対象になっている野ウサギや山鳩、真鴨、小鴨、尾長鴨、カルガモ、キジ、コジュケイ、カラス、またフランスでは狩猟禁止で貴重なタシギ等の鳥類や、ヌートリア、ハクビシンといった珍しい動物も全て「ジビエ」として定義されるそうです。
近年では、増えたシカやイノシシを減らすために、ジビエの普及が進められているそうです。(前回、鹿のかわいい写真がありましたが、場所によっては残念ながら、畑を荒らしたりするため害獣となってしまうようです)
ジビエを行う上で、気を付けなければいけないことは、「ジビエはよく加熱して食べましょう」ということです。
なぜなら、今、猛威を振るっている新型コロナウイルスの感染源が、一説にはコウモリであるともセンザンコウとも言われていますが、これもジビエにあたるからです。
ジビエは処理を適切にすること、よく加熱して食べることを絶対に守りましょう。
新型コロナウイルスだけでなく、いろいろなウイルスなどを持っているからです。
ところで、お肉には別名がついているものがありますね。
イノシシ肉 :ぼたん肉
馬肉 :さくら肉
しか肉 :紅葉
とり :かしわ
肉の呼び名が違うのは江戸時代にだされた「生類憐みの令」によって営業を停止された肉料理屋がその後も営業を続けるために薬屋を隠れ蓑にして目を付けられないようにするための隠語であるとか、僧侶がごまかすために肉の名前を変えたとか言われているようです。
東広島には、獣害対策で捕獲したイノシシとシカを食肉用に処理、加工する施設「東広島ジビエセンター」が東広島市豊栄町にあるそうです。
ハムや、ベーコンなどの加工品も売られているようです。
イノシシ肉は、豚肉とあまり変わらない栄養を持っており、鹿肉は、牛よりもヘルシーみたいです。
たまには食卓や、レストランなどで味わってみたいものですね。
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